司法書士ジャーナル
橋本司法書士事務所ブログ

12月 14 2017

時効(28) 引田法律事務所の「通知書」

2:27 PM 時効

前にも本ブログでご紹介した引田法律事務所ですが、「受任通知書」が届いた後、しばらく放置していると、次に「通知書」という書類が届く時があります。

この通知書、以下のような文章が書かれていることが多いです。

「当職は、株式会社日本保証(以下、「通知会社」という)の代理人弁護士として、貴殿に対し通知します。
過日、当職において貴殿宛に受任通知を発送しておりますところ、遺憾ながら現在に至るまで貴殿との間で話し合いによる解決に至っておりません。
当職としましては、基本的には話し合いによる解決を念頭においております。よって、本書面回答期限であります、平成〇年〇月〇日までにお支払い、又はご連絡をお願い致します。
回答期限内に連絡を頂けない場合、通知会社の判断により、貴殿の資産(不動産・預金など)に対する仮差押、訴訟提起等の法的手段を講ずることもありますので、本書面をお読みになりましたら、速やかに当職宛にご連絡を下さいますよう、お願い申し上げます。」

法律事務所らしく、法的に正確な表現には気を使っているので、読み取れることがあります。途中にある「仮差押」や「訴訟提起」という言葉に注目して下さい。
この言葉からは、過去に裁判手続は行われていない可能性が高いことが分かります。何故なら、行われていれば判決等が出ていて、次に行われるのは「差押」になるからです。

あと、通知書の2枚目にも重要な情報があります。
「支払の催告に係る債権の弁済期」という項目と「最終貸付年月日」という項目が見つかるはずです。

この二つの日付の両方ともが5年以上前だった場合、消滅時効で解決できる可能性が非常に高くなります。
該当すると思われた場合は、業者に連絡する前に、時効に詳しい専門家に相談しましょう。

より詳しい情報が知りたい方は以下をクリック

http://www.hashiho.com/debt/shometsu/