司法書士ジャーナル
橋本司法書士事務所ブログ

1月 12 2018

銀行預金を差押えられた後の入金は、どうなるのか。

借入金や税金の滞納で銀行預金を差押えられることがあります。この場合、差押えられた後に給料や年金などが同じ口座に入金されたら、どうなってしまうのでしょうか。このような質問を良く受けます。

結論から言うと、「差押後に入金された金額には、差押の効果は及ばない」ことになります。従って、差押の後に入金された給料や年金は問題なく引き出せるということです。

これが給料の差押との最大の違いになります。給料の差押の場合、差押金額に足りない場合、給料の一部がずっと差し押さえられたままになります。差押金額分が差し引かれるまで、給料の差押は終わりません。

一方、銀行口座の差押は、差押が入った瞬間に口座に残っていた金額以外には効果が及びません。その後の入金は関係ないのです。

これは差押をする方にとってもリスクがあります。もし差押をした時に銀行口座がゼロだった場合、差押は空振りに終わり裁判費用が無駄になります。だから、もし給料と口座の両方が分かっていた場合、債権者はほぼ間違いなく給料の差押を選択します。

差押には、このような特徴がありますので覚えておきましょう。

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