司法書士ジャーナル
橋本司法書士事務所ブログ

3月 02 2018

時効(33) ギルドの取引が長かった場合は、あきらめてはいけません

7:07 PM 時効

最後の取引から5年以上経過していない場合、時効にはなりません。しかし、必ず支払わなくてはならないか、と言うと、そうとは限りません。何故なら、実は借金が無くなっている可能性があるからです。

「ギルドから請求が来て、遅延損害金も含めると100万円を超えている。最後に支払ったのは、つい最近なんだけど、どうにかならないだろうか」

このような相談が事務所にありました。詳しく内容を聞くと、どうも15年以上前から取引をしていたようでした。

そこで、ご自身で取引履歴を請求するようにアドバイスをして、届いた取引履歴を事務所に送ってもらい、利息制限法で引き直し計算をすると、何と過払いになっていました。

しかし、ギルドは過払金を支払わないことでは有名な業者です。以前に事務所で90万円のギルドに対する過払金請求をした時には、任意の請求では1円も支払わず、訴訟を起こして判決で勝利しても、何と「5万円なら支払う」と言ってきました。頭にきて、銀行口座を差押えたところ、中身は空で結局、ほとんど回収できませんでした。

こんな業者ですから、依頼人に事情を説明して、「それでも過払金の請求をしますか」と聞いたところ、「それなら借金を無しにしてくれれば私は構いません」と言う回答だったので、「債権債務無し」の和解をしました。

「債権債務無し」の和解とは、通称0円和解と言われるものです。依頼人にとっては、借金が無いことを確認できるメリットがあります。

このように、例えギルドとの取引が時効では無い場合でも、実は借金が無くなっているということもあるのです。取引が長い人はあきらめてはいけません。

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