相続税について
相続税が実際にかかるケースは非常に少なく、全体の数パーセントと言われています。大きな基礎控除があるからです。
しかし、法律が改正され、平成27年1月以降に相続が発生した場合は、基礎控除の額が大幅に減額されることが既に決まっています。従って、平成27年からは相続税の対象になるケースが増加することが予想されています。特に不動産価格が高い都市部においては、増加する割合が高いでしょう。
相続で最も気になるのは相続税という人も多いと思いますので、簡単に説明しておきます。
平成26年中に相続が発生した場合
| 基礎控除 | 5000万円 ＋ 相続人一人につき1000万円 |
|---|---|
|
☆例えば夫、妻、子供二人の家庭で夫が亡くなった場合は、8000万円までは相続税がかからないことになります。 |
|
平成27年以降に相続が発生した場合
| 基礎控除 | 3000万円 ＋ 相続人一人につき600万円 |
|---|---|
|
☆上記と同じ夫、妻、子供二人の家庭で夫が亡くなった場合は、4800万円までは相続税がかからないことになります。 |
|
