事例集

事例-30親が亡くなっていると思ったら生存していたケース

相続財産 : 不明
借金 : 不明
被相続人 : 母(実は生存)
相続人: 娘
 
長いこと母親とは音信不通で連絡先も住所も分からないけれど、親戚経由の情報で最近亡くなった可能性があると考えて相談に来られました。ほとんど縁が無くなっているので、借金の有る無しにかかわらず相続放棄をしたいというご希望でした。 母親の現在の本籍も住所も分からないということだったので、相談に来られた娘さんの戸籍を結婚前まで遡って、その後、母親の現在戸籍と戸籍の附票を取得しました。 そうしたら何と母親は生存していたのです。これは20年以上相続の仕事をしてきて初めてのケースで、非常に驚きました。長く仕事をしていると、こんなこともあるのだなという印象に残った事例です。 ※相談者には戸籍と附票を渡して、「これで連絡先が分かりましたから、次は亡くなってから3ヶ月以内に来るようにしてください」と伝えました。

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