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当初は贈与の予定で相談に来られたのですが、贈与にかかる税金を調べていくうちに売買の方が良いと判断されて、最終的に売買の契約と登記を依頼されました。

司法書士からのコメント

不動産の贈与にかかる税金は大きく分けて３種類あります。贈与税・不動産取得税・登録免許税です。どれも贈与をうけた方（もらった方）が支払う税金なので、全て合わせると結構な額になります。贈与を検討する場合は、これらの税金を検討してみる必要があるでしょう。

木造建物のみの贈与の場合は評価額が下がるスピードが早いので、税金の額もそれほどではないことが多いのですが、土地やコンクリート造のマンションなどは、場所や物件によっては評価額が高くて税金もそれなりに高額になる場合があります。もちろん税金を支払ってでも贈与したいという理由がある場合は贈与すべきでしょう。

今回の場合、当初はマンションの贈与の予定で相談されたのですが、税金についてあまり検討されていなかったようなので、提携している税理士を紹介して調べてもらったところ、売買の方が良いと判断されて売買の依頼を受けました。