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事例-4
最初の相談から、しばらく放置していたら訴えられたケース

Hさん 男性 会社員 30代 住宅ローン無し
債権者数 5社 債務総額 450万円

借金の返済が厳しくなってきたので、一度、専門家に相談しようと思い司法書士事務所に予約をして意見を聞きました。その結果、個人再生という手続をすすめられました。しかし、その時は甘く考えていて、「まあ、そこまでしなくても大丈夫だろう」と半年ほど放置していました。

すると、借りているクレジット会社の一つが私を訴えてきたのです。裁判所からの訴状が届いたのを見て、妻はパニックになってしまい、私も「大変なことになった」と実感しました。急いで、訴状を持って前に相談に行った司法書士に見せました。司法書士は、「放置しておくと、こういうことが起こるんですよ。個人再生と同時に訴えられた裁判も対処しなくてはならないので、費用が余分にかかりますが、よろしいですか」と言われました。

私は、手遅れだと言われて、引き受けてもらえないんじゃないかと心配していましたので、「お願いします。何とかして下さい」と、その場で依頼しました。 その後、方針について説明があり、「この訴えられた裁判は勝てる裁判ではありませんので、個人再生の開始決定を得るまでの間、徹底的に引き延ばす方法を取ります。引き延ばしている間に、なるべく早く個人再生の手続を進めて開始決定をもらいましょう。開始決定が出れば、クレジット会社は裁判で勝っても差押が出来なくなりますので、たいていの場合、取下げてきます」ということでした。

とにかく訴えられているプレッシャーがありましたので、司法書士の指示に従い手早く書類を集め、手続をすすめてもらいました。おかげで、1カ月くらいで個人再生の申立をして、裁判の方は、詳しくは分かりませんが、引き伸ばしをしてくれているようでした。

しばらくすると、個人再生の開始決定が出たと司法書士から報告があり、その後、1週間ほどしたら、何とクレジット会社が訴えを取り下げてきました。この時は、妻と一緒に本当にホッとして、司法書士に相談に行って良かったと心から思いました。最初の相談の後、放置してしまったのに、全力で対策を考えて、手続を進めてくれて本当に感謝しています。

でも、最初の相談の時に素直に個人再生をやっていれば、こんなにプレッシャーがかかることもなく、費用も安く済んだので、その点は非常に反省しています。

事務所からのコメント

2回目に相談に来た時は奥様と一緒で、1回目とは比較にならないくらい顔つきが真剣だったのが印象に残っています。訴えられている場合は、時間との勝負になりますので、依頼人にも真剣になってもらわなければ、うまくいきません。その点、「夫婦ともに、これだけ真剣なら大丈夫だろう」と判断して引き受けました。

同様のケースを手掛けたことは何回かありましたので、とにかく訴訟の方は引き延ばして時間をかせぐことに集中しました(方法は企業秘密です)。通常よりも判決が出るのを2~3カ月は引き延ばす自信はありましたので、何とかその間に個人再生の開始決定までもっていこうと方針をたてました。申立の際には名古屋地裁の再生係に、「債務者は訴えられているので、なるべく早く開始決定を出して頂けるよう、お願いします」という上申書も同時に提出しました。再生係は考慮してくれて、通常よりも早く開始決定を得ることが出来ました。

方針通りに手続は進み、訴訟は相手の取下げで終了しました。取下げの報告をしたら、特に奥様が喜んでくれましたね。よほどプレッシャーがあったのでしょう。

ただ、最初の相談の時に決断してくれれば、もっと安くプレッシャーもかからずに出来たのに、と言う思いはあります。相談の際に、いかに放置しておくことが危険かを、より詳しく説明するようにしようと強く思いました。

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