事例-4
病気で働けなくなって自己破産
Sさん 女性 30代
債権者数 3社 債権総額 約160万円
離婚して子どもを元夫に引き取られました。子どもと一緒に暮らせなくなったストレスから精神を病んで、医者に行くと精神疾患と診断されました。同じ頃に腰を痛めて、腰痛と精神疾患で働けなくなり借入をするようになりました。
再婚して夫の収入でしばらく返していましたが、精神的ストレスは少し改善しましたが腰痛はむしろひどくなりました。
いつ働けるようになるか目途がたたないので、このままでは夫に迷惑がかかると思い自己破産を決意しました。
事務所からのコメント
奥様は無収入で近いうちに働けるようになる目途もたたない、ということなので自己破産以外の選択はありませんでした。奥様も覚悟は決めていたようです。
病気で働けなくなったのが原因ですから、自己破産の審査は問題ないだろうと思いましたが、出して見たら予想通り、すんなりと通りました。
しかも、地方の方だったので割と田舎の裁判所だったのですが、何と一回も裁判所に行くことが無く終了しました。これは名古屋の裁判所では、まずありません。
裁判所に聞くと、「こちらの裁判所では良くあります。むしろ呼ばれる方が珍しいです」ということでした。前から思っていたことですが、やはり自己破産に関しては地方の裁判所の方が圧倒的に審査はゆるいようです。(都会の人にとっては不利ということになりますので、ちょっと不公平な感じはしますね)





















