事例集

事例-11
母子家庭で借金に頼ってしまったMさんの事例

Mさん 女性 幼い子供と二人暮し
20代前半 アルバイト収入 約7万円
債権者数 8社 債務総額 約250万円

20歳くらいの時に好きな人が出来て、その人との間に子どもが生まれたのですが、その男性は全く責任を取らずに去っていきました。
残されてしまった自分と子どもに家族は冷たいものでした。結局、実家にいられなくなり、子どもと二人暮らしを始めました。 しかし、子連れの若い母親にとって、子どもを抱えたままでは長時間働くことも出来ず、アルバイトで食いつなぐのがやっとでした。しだいに借金に頼るようになりました。

生活費を稼ぐのも苦しい状況が続き、借金の返済など、まともに出来るわけがありません。生活は、どんどん苦しくなり、しまいには家賃も支払えなくなってしまいました。
自分の力では、どうすることも出来ないと悟り、司法書士事務所に相談に行きました。相談に行った時点で、家賃は半年近く滞納しており、家主から「出て行ってくれ」と頻繁に言われるようになっていました。

司法書士の先生からは、「あなたの場合、失う財産も全く無いので破産が良い、そもそもアルバイト収入だけで返済は無理だ。ただし、破産しても生活が成り立たなくなっているので、実家に頭を下げて戻ることを強く、おすすめする。」と言われました。

相談に行くまでは、借金が無くなれば何とかなると漠然と考えていましたが、目の前で収入と生活費を整理した金額を見せられて愕然としました。かなり、きりつめても生活費に対して収入が絶対的に足りないのです。そもそも自分は最初から自立していなかったことを思い知らされました。
先生の言うことも最もだと思い、親に全て事情を話して許しを請い、実家に戻れるように頼みました。母親は、すぐに許してくれましたが、父親がなかなか許してくれません。粘り強く頼んで、ようやく実家に戻れることになりました。これで家賃と食費の心配が無くなりましたので、生活の目処が立つようになりました。

しばらくして破産免責の決定が降りました。今後は、子どものためにも、堅実に生活していこうと思っています。

事務所からのコメント

Mさんの場合、取引期間も短く利息制限法で引き直しても大幅に債務が残ってしまう状態でした。幸い目ぼしい財産も無かったので、迷わず破産をすすめました。ただ、破産しても生活が立ち行かない状態だったので、実家に戻ることをすすめたのです。実家に戻れば、家賃の滞納分も含めて破産することが出来るのもメリットでした。(大家さんには不義理になりますが、仕方が無いですね)最終的には、ご両親も納得したようで、良い解決になったと思っています。

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