事例-15
妻が外国人だったケース
Tさん 男性 40代
債権者数 12社
債務総額 約1300万円
妻が親の介護のために、幼い子を連れて母国に帰省している時にコロナ禍になってしまいました。
日本よりも厳しい規制が敷かれて外出ができなくなり、生活必需品も不足する状態で日本から多額の仕送りをした結果、借金が膨らんでしまいました。
自分も妻と子に会えない状態でストレスがたまり、ギャンブルをしたりして借金が増えていきました。
正社員で安定していたせいか借入枠が大きく、気付いた時には1000万円を超えていて、これはとても返せないと自覚して借金の整理を考えました。
事務所からのコメント
資格のいる特殊な仕事をされていたため慢性的な人手不足で残業も多く、かなりの収入がありました。あと借金の原因にギャンブルもあったので個人再生が適当と判断しました。
ただし奥様の母国が、日本のように細かい資料が出ない状態だったので(契約が驚くほど、いい加減)裁判所に証明する証拠が出せず、珍しく再生委員が付きました。
再生委員の面談では、かなり細かく追及されましたが、Tさんは落ち着いて全てに答えていて安心感がありました。
手続は再生委員の面談が2回入りましたので通常よりも時間はかかりましたが無事に終了することができました。





















