事例-13
前に個人再生をしたことがあり、2回目の個人再生を申し立てたケース
Tさん 男性 50代
債権者数 9社
債務総額 約700万円
以前に住宅ローン付の個人再生をして何とか支払いを完了しました。その後、順調に生活をしていたのですが、娘の家族の経済状況が悪化したため、娘の家族と同居するようになりました。
このことで一気に家計の支出が増え借金が増えていきました。このままでは住宅を手放すことになってしまうと思い娘にも話したところ、「私も住宅がなくなったら困る」ということで相談した結果、1回目の個人再生を頼んだ事務所に再び依頼することになりました。
事務所からのコメント
来て頂いた時には相当に借金が膨らんでいて、個人再生で減額しても支払いが厳しい状況でした。「このままでは裁判所の審査が通らない」ことを伝えて、同居の娘の家族に毎月一定額を出してもらうことを条件として提案しました。
すると、娘さんも住宅が無いと困る立場なので、条件を受け入れてくれました。それで引き受けることにしたのです。
申し立てた後に裁判所から「娘から本当に毎月支払われるか不明なので、娘の署名押印のある誓約書を提出して欲しい」との要求が来ました。まあ裁判所の立場からすれば予想できる要求です。その旨、依頼人に伝えると、すぐに用意して持ってきました。審査が通らないと困るのは娘さんも同じなので、特に抵抗は無かったようです。そのまま裁判所に提出したところ無事に審査が通りました。





















