事例-23
手続中に障害年金が受け取れることになった自己破産
Tさん 女性 50代
債権者数 3社
総債務額 約300万円
障害者なのですが、障害年金の受け取りを社会保険労務士に依頼したところ、「最近、審査が厳しくなっているので、いつになるか分からない」と言われました。働けないので生活をするために借金が膨らんでしまい、自己破産を決意しました。
≪事務所からのコメント≫
あてにしていた障害年金の受け取りの目途がたたなかったので、同棲パートナーの収入で生活されていました。本人の財産もほとんど無く、借金の原因も障害で働けないことによる生活苦なので、破産の審査自体は問題なく通るという見込でした。
ところが申し立ての準備をしている段階で急遽、社労士から「障害年金の審査が通った」と言う連絡があり、しかも審査期間中の8~9ヶ月分が合計して振り込まれるというのです。一時的に財産が多い状態ができあがってしまい、破産の申し立てに支障が出る可能性が出てきました。
そこで、分割にしていた司法書士費用を一括で支払ってもらったり、滞納していた諸々の費用をまとめて支払ったりしてもらって、何とか破産申立をしても問題ないレベルにしてから裁判所に出しました。
結果は無事に同時廃止で審査が通りました。それにしても障害年金の審査まで厳しくする政府のやり方には、問題があるのではないかと思った次第です。





















