事例-10
専業主婦で借入を増やしてしまったAさんの事例
Aさん 専業主婦 40代後半 夫、子1人の3人家族
収入 本人0円 夫 約35万円
債権者数 12社 債務総額 約500万円
きっかけは、クレジットカードでの買物で、しばらく買物にしか使っていなかったのだが、一度キャッシングを使ってみたら、案外簡単に借りられたので、頻繁に使うようになっていった。最初のうちは、借りても生活費の範囲内で返せているから大丈夫だと思っていたのが、だんだん借金が増えていった。(どの方にも言えるのですが、カードで借入(借金)をするようになると、銀行のATMと同じような感覚になり、借入限度額(借金の限度額)が自分の預金のような錯覚に陥ってしまうようです。)
そうこうするうち借金自体に抵抗が無くなり、消費者金融でも借入をするようになり、他の消費者金融からの借入で返済をするようになった。一度完済(全部返済)すると、さらに「借りてくれないか」という電話が入り、すぐに必要ではなかったが借りてしまった。 (概して、人の良い、おとなしい方は、強く言われると断ることが難しいようです。)
また、途中で身内が病で倒れたことによる不意の出費も原因のひとつとなった。 (今回Aさんが破産の手続をとることによって、生活を立て直すことは十分可能です。 ご主人は、連帯保証人になっていなかったので、返済義務はありませんでした。)申立から約4ヶ月後に免責が決定した。





















