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事例-5
会社の業績が悪化しても以前の暮らしを続けていたら会社が倒産し、借金が返せる額ではなくなってしまったFさんの事例

Fさん 男性 会社員 40代 住宅ローン有
債権者数 10社 債務総額 1000万円

以前に勤めていた会社が順調だった時、年収も1000万円近くあり、迷わず住宅ローンを組んで自宅を購入しました。ローンを払いながらでも、まだ余裕があったので、子供も3人産んで、塾や習い事にも通わせていました。生活に余裕があったので、外食や惣菜の購入なども頻繁にあり、正直、贅沢をしていたと思います。

そんな時、会社の業績が悪化して一気に収入が激減しました。しかし、習慣化してしまった支出はそう簡単に減らせませんでした。住宅ローンや塾の費用などの固定費はある程度仕方が無かったとはいえ、減らそうと思えばすぐにでも減らすことが出来た外食費やこづかいなども、そのままにしていました。すぐにでも会社の業績が戻ると思っていたのです。

しかし、会社の業績も私の収入も悪くなる一方で、家計は厳しくなりました。それでカードローンに手を出しました。年収が良かった頃のプライドもあって消費者金融には手を出しませんでしたが、以前から持っていたクレジットカードや、銀行のカードローンに関しては、使えるところは片っ端から使いました。支出を切り詰めていなかったので、借入額はあっという間に膨らみました。なまじ以前の収入が良かったので、当初は限度額も多く設定されていて、ほとんどのカードで限度額一杯まで借りることになりました。

そうやって綱渡りの生活を続けているうちに会社が倒産してしまいました。このままでは破産する羽目になると思い、必死で就職活動をしたところ、運よく早めに就職先が見つかりました。ピークの頃よりは給料は低かったですが、業績が悪化してからに比べたら、随分ましな収入になりました。

それでも、膨らんだ借金の額を考えると、とても返せるものではありません。「これは、もうどうにもならないな」と思いネットで検索して司法書士に相談しました。

事務所からのコメント

相談を受けてすぐに思ったのが、「会社員としては借金の額が多い」ということでした。ただ、奥様も働いていて、夫婦で合わせると60万近い手取りがあったので、「これなら、5分の1に減らせば何とかなるかも」と思いました。

ファイナンシャルプランナーも加わって、家計の整理をやっていたところ、子供関連の費用が多いことに気づきます。主に塾や習い事の費用です。しかし、この部分を減らすことに関しては奥様の強い抵抗がありました。

結局、子供関連の費用の圧縮は最低限に留めて、外食費、惣菜購入費、通信費、遊興費、おこづかい、などの費用を思い切って圧縮することで納得して頂きました。車のローンは残っていましたが、車検証の名義人がローン会社ではなく購入したディーラーだったので、最高裁判決どおりに車が残りました。以前なら引き上げられていたケースですからラッキーだったと思います。

裁判所に申し立てた時点では、「債務が高額なので、再生委員がつくかも」と思っていましたが、手取収入も結構多いのが評価されたのか、無事、再生委員もつかずに審査が通りました。当初の予想よりもスムーズに運んだケースだと思います

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