事例-18
時効を知らずに払ってしまって自己破産
Iさん
男性 40代
債権者数 11社
債務総額 約600万円
かなり昔の借金の請求が5社くらいからあり、その時は時効のことを全く知らずに一部支払ってしまいました。おかげで時効が中断してしまい、その後も支払わなくてはならなくなりました。コロナ禍で収入が減ったことも重なり、借入業者が増えていきました。
このままでは、とても支払えないと思い、名古屋駅前の大手弁護士事務所に相談に行ったところ、なんと自己破産が80万円と言われて、あきらめて帰りました。それからネットで検索して約20万円の司法書士事務所を見つけて相談しました。
事務所からのコメント
かなり昔の業者からの請求は、その時点で相談に来て頂ければ間違いなく消滅時効で解決できたので、非常に残念でした。相談に来られた時は11社まで増えていましたので、当時は債務者本人が失業していたこともあり自己破産しか選べない状況でした。原因もコロナ禍やケガなどで働けなくなった時期があり、同情すべき部分も多かったので、裁判所の審査も割とすんなり通りました。
それにしても、名古屋駅前の大手弁護士事務所の費用には、聞かされた時は驚きました。個人の自己破産で80万円とは、いくらなんでも高額すぎるのでは、と正直思いました。まあ自由化されていますから債務者の同意があれば違法ではありませんが、「こんな価格、同意する人いるのか」と感じたことは事実です。





















