10月 30 2020
オリンポス債権回収の訴状 時効(76)
オリンポス債権回収の支払督促
オリンポス債権回収は裁判に訴える時、以前は支払督促という手続を多く使っていました。支払督促は通常の民事訴訟に比べて裁判費用が安いので多用していたと思われます。
しかし、債務者の住所地の裁判所に申し立てなければならないという弱点があるため、債務者が放置せずに異議を申し立てると、オリンポス債権回収は遠方の裁判所に出向かなくてはなりません。
これを嫌がったのか、最近は民事訴訟を利用するように変化しているようです。
オリンポス債権回収の民事訴訟
民事訴訟の場合、債権者(オリンポス)の住所地の裁判所に申し立てることが可能です。従って、オリンポス債権回収の場合は札幌に本社があるので、札幌簡易裁判所に申し立てることになります。
オリンポス債権回収の訴状
民事訴訟の場合、裁判所から送られてくる書類は訴状になります。
訴状の中身は、だいたい以下のとおりです。
- 表紙(上部に訴状というタイトルが書かれています)
- 請求の趣旨と請求の原因
- 計算書
- 口頭弁論期日呼出状
※1から3までは通常ホチキスで閉じられています。
オリンポス債権回収の訴状の内容1(表紙)
訴状の表紙には原告と被告の記載があります。
原告はオリンポス債権回収で、被告は債務者の住所氏名が書かれています。
原告と被告の下に「訴額」と言う記載があります。
訴額は請求されている元金が書かれています。
訴額は元金のみの記載なので、実際の請求金額は利息や損害金が付いて、訴額よりも高額になっていることが多いです。
オリンポス債権回収の訴状の内容2(請求の趣旨と請求の原因)
請求の趣旨とは、裁判で請求する金額について書かれた部分です。これには利息や損害金も含まれています。請求金額の合計を知りたい場合はここを見ることになります。
判決で原告が勝った場合は、請求の趣旨に書かれた文章がそのまま判決文となります。
請求の原因とは、請求権の内容について書かれた部分で、法的に整理して書かなくてはならないので、専門家でないと分かりにくい部分もあります。
反論する場合も、民事訴訟特有の書き方のルールがあるので、一般の方にはハードルが高いかもしれません。
オリンポス債権回収の訴状の内容3(計算書)
訴状の最後にあるのが計算書です。ここは時効になっているかどうかを調べるためには非常に重要な部分です。借入と支払が日付順に並んでいるので、最後の借入や支払が分かるようになっています。
最後の借入や支払から5年以上経っているならば、時効の可能性が高いです。時効の反論を法的にきちんとできれば、被告が裁判に勝つことができます。
オリンポス債権回収の訴状の内容4(口頭弁論期日呼出状)
口頭弁論とは、原告と被告を法廷に呼び出して、裁判官の前でお互いの主張を聞く機会のことを言います。(映画やドラマで見る裁判の場面を思い出して頂ければ良いでしょう)
注意しなくてはならないのは、答弁書を出さずに欠席すると、民事裁判のルールでは自動的に負けてしまうということです。何も反論せずに放置すると(民事裁判では擬制自白と言います)、原告の言い分を全て認めたと判断されてしまうのです。ですから訴えられたら絶対に放置してはいけません。
オリンポス債権回収から訴えられた時の対処法
もし、あなたが時効の条件を満たしているならば、口頭弁論期日呼出状に書かれた期日までに、法的に整った答弁書を裁判所に送ることができれば、裁判に勝つことが可能です。
呼出状には期日の1週間前までには送るように書かれていますが、実際には期日の前日でも受け付けてくれます。
書き方には民事裁判特有のルールがありますし、提出期限もありますので、急いで専門家に相談しましょう。
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