2月 18 2021
オリンポス債権回収の「債権管理回収に係る受託通知」 時効(87)
アプラスからオリンポス債権回収へ
オリンポス債権回収は北海道札幌市にある債権回収会社です。このブログでも何回か取り上げてきました。
オリンポス債権回収は様々な貸金業者の未払い債権を扱っていますが、大手クレジットであるアプラスの未払い債権も多く取り扱っています。
よくあるのは、同じ札幌市にあるエムズホールディングと言う会社が、アプラスの未払い債権を譲り受けて新しい債権者になります。その後、エムズホールディングからオリンポス債権回収が回収の委託を受けて請求するパターンです。
この場合、オリンポス債権回収は債権者ではなく、債権者から回収の委託を受けた業者ということになります。ややこしいですね。
オリンポス債権回収から届く「債権管理回収に係る受託通知」
オリンポス債権回収から「債権管理回収に係る受託通知」というタイトルの書面が届くことがあります。
内容は以下のようなものです。
- 譲受・委託会社
- 受託会社
- 本文
- 当事者についての記載
- 連絡先と口座
- 別紙
右上の差出人欄に譲受・委託会社としてエムズホールディングが書かれています。エムズホールディングは新しい債権者なので、委託会社の横に(新債権者)という記載もあります。
譲受・委託会社の下に受託会社としてオリンポス債権回収が書かれています。
アプラスからエムズホールディングに債権者が変わって、更にエムズホールディングがオリンポス債権回収に回収を委託したことが説明されています。
そこで、今後の返済についてはオリンポス債権回収に問い合わせるようにと書かれています。
債権譲渡日・譲渡人・譲受人・受託会社・借主が書かれています。
オリンポス債権回収の連絡先と、今後の返済口座が書かれています。
別紙として、請求債権の内容が書かれています。
契約の種類(キャッシングまたはショッピングなど)
債権発生日(契約日だと思われます)
譲り受けた債権の額(譲受日時点の金額です)
「債権管理回収に係る受託通知」の特徴
この書面の特徴としては、時効の判断をする上で最も欲しい情報である最終支払日や最終貸付日の記載が無いということです。
オリンポス債権回収から届く書類には様々な種類がありますが、「情報が少ない」という点は共通しています。
従って、時効期間が経過しているかどうかは記憶で判断することになります。
結論
「債権管理回収に係る受託通知」が届いた時の対処法としては、まず記憶を思い出して5年以上借入や支払が無いかを確認してください。その結果、5年以上借入も支払も無い場合は、専門家に相談して時効援用通知を出してもらいましょう。
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