司法書士ジャーナル
橋本司法書士事務所ブログ

1月 28 2020

引田法律事務所の「債務承認兼相談申入書」 時効(62)

1:38 PM 時効

引田法律事務所から最近届く書類

最近の引田法律事務所から届く書類の中に、「債務承認兼相談申入書」というタイトルの書類があります。これは以前には無かった書類です。この書類は、引田法律事務所の取り立てが以前よりも厳しくなったことを表しています。
これは非常に危険な書類なので、充分に注意する必要があります。

引田法律事務所の債務承認兼相談申入書とは

債務承認兼相談申入書とは、一言で言うと、消滅時効による解決を出来なくするための書類です。
消滅時効の中断事由(時効期間を振り出しに戻す行為のことを中断事由と言います)の中に「承認」があります。これは法律用語で、債務の存在を認め支払う意思を示すことを言います。

従って、この債務承認兼相談申入書を書いてファックスや郵送で送ってしまうと、債務を承認した証拠を引田法律事務所に提供することになってしまいます。
本人自らが書いた証拠書類が相手に渡ってしまったら、その後、消滅時効での解決は非常に難しくなります。

債務承認兼相談申入書の内容

債務承認兼相談申入書は、まずは債務者の借金の内容が上段に書かれています。そして、その下の段に、以下のような内容が書かれています。

  1.  上記第1項の債務を認め、下記のとおり一括払いの方法によって解決したい    
     金〇〇円を〇年〇月〇日までに支払うことで、その余の支払いの免除を希望します

     

  2. 上記第1項の債務を認め、下記のとおり分割払いの方法によって解決したい    
     (1) 頭金金〇〇円、その後、毎月金〇〇円を〇年〇月〇日から〇〇回支払う
     (2) 毎月金〇〇円を〇年〇月〇日から〇〇回支払う

〇〇の部分に自分で記入して提出するようになっています。これを記入して引田法律事務所に提出してしまうと、「支払いの意思があった」とされてしまいます。その結果、時効が中断してしまう可能性が高いです。

債務承認兼相談申入書が届いた時の対処法

基本的には、絶対に書いて引田法律事務所に提出しないことです。5年以上支払いが無いなら時効の可能性が高いですから、まずは専門家に相談しましょう。

最近の引田法律事務所は債務承認兼相談申入書を郵送してきたり、探偵事務所に依頼して訪問調査をしてきたり、と以前よりも取り立てが厳しくなってきています。時効で解決するためにも、より注意が必要でしょう。

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