司法書士ジャーナル
橋本司法書士事務所ブログ

1月 22 2020

特定調停後の消滅時効 時効(59)

8:12 PM 時効

特定調停とは

特定調停とは、借金が返せなくなった時、裁判所を通して返済方法を話し合う手続で、通常は約3年の分割払いになります。
任意整理と似ていますが、違いは裁判所を通すか通さないかです。
裁判所を通さないで司法書士や弁護士が直接に業者と話し合う場合、任意整理と呼ばれます。

特定調停後の時効期間

無事、特定調停がまとまると、調停調書が作られます。この調停調書は債務名義と呼ばれ、債権者は支払いが無かった場合には差押等の強制執行の手続きを取ることができます。

特定調停後の時効期間は10年に延長されます(通常は5年です)。調停成立後、最後に支払いがあった時から10年経過したら、消滅時効の援用が可能になります。
ただし、途中で差押えをされた場合は、時効が中断して振り出しに戻ります。差押が終わった後から10年が経過しないと通知は出せません。

特定調停後の時効援用

特定調停後の最後の支払いから10年が経った場合、あるいは途中で差押えをされてその時から10年が経った場合、時効援用通知を出せば消滅時効が成立します。

一見、条件が難しそうに見えますが、経験上、当てはまっている人は結構いらっしゃいます。例え昔、特定調停をしていたとしても時効の可能性はあります。
あきらめないで条件に当てはまっていないかを検討してみましょう。

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