司法書士ジャーナル
橋本司法書士事務所ブログ

7月 30 2020

引田法律事務所から「特別なご提案」が届いたら 時効(74)

7:35 PM 時効

「特別なご提案」という書面

引田法律事務所から「特別なご提案」というハガキが届くことがあります。最近の引田法律事務所は、送ってくる書類の種類が増えていますね。請求の仕方をいろいろと工夫しているようです。
「特別なご提案」の具体的な内容は以下のとおりです。

特 別 な ご 提 案

期間内に返済相談いただいたご契約者様に対し各有効期限ごとに記載割合のお利息・遅延損害金を免除させていただきます。

有効期限 〇〇年〇月〇日 ~ 〇月〇日
お利息・遅延損害金 100%免除
※やむを得ず一括弁済が困難な場合、分割弁済でも同様のお利息・遅延損害金を免除させていただきます。

有効期限 〇〇年〇月〇日 ~ 〇月〇日
お利息・遅延損害金 70%免除
※やむを得ず一括弁済が困難な場合、分割弁済でも同様のお利息・遅延損害金を免除させていただきます。

有効期限 〇〇年〇月〇日 ~ 〇月〇日
お利息・遅延損害金 50%免除
※やむを得ず一括弁済が困難な場合、分割弁済でも同様のお利息・遅延損害金を免除させていただきます。

※ご相談内容によってはご希望に添いかねる場合もございますのでご了承ください。

「特別なご提案」の注意点

この書面の特徴は3段階に分かれていることです。
一番上の段は、届いてから1週間以内くらいの期限が書かれています。2段目は1段目の期限が終わってから1週間以内くらい、3段目は2段目の期限が終わってから1週間以内くらいの期限になっています。

ようするに、早めに引田法律事務所に連絡した方が減額率が高くなるように設定されているわけです。何も知らなければ、つい連絡してしまうような提案です。うまく作られていると言っていいでしょう。

しかし、この提案に安易にのってはいけません。もし消滅時効の条件が満たされているならば時効援用通知を送ることで1円も支払わずに解決できるかもしれないのです。裏を返せば、引田法律事務所は「時効で解決されたら困る」から、このような書面を送っているとも言えるわけです。

この提案にのって連絡をして、引田法律事務所と支払契約をしてしまったら、あとから消滅時効の主張をすることができなくなりますので注意しましょう。

もしあなたが、5年以上取引が無く消滅時効で解決できそうな場合は、気持ちを抑えて引田法律事務所に電話をしないようにしてください。専門家に依頼して時効援用通知を出せば請求を止められる可能性が充分にあるからです。

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