11月 19 2020
オリコの過払金請求 過払金請求(68)
オリエントコーポレーション(オリコ)とは
メジャーなクレジット会社の一つで、利用者も多いです。略称は「オリコ」で、カードにはオリコカードと書かれていることが多いので、正式名称だとピンとこない人がいるかもしれません。
利率が高かった時期がありローンの利用率も高いので、クレジットの中では過払金請求の件数が比較的多い会社になります。
オリコの過払金の可能性
平成19年3月31日(2007年)以前からオリコに対して借り入れをしていた場合、過払金が発生している可能性があります。
亡くなった方の過払金も請求は可能なので、もし亡くなった方が平成19年以前からオリコと取引をしていたのなら、相続人は過払金請求を検討してみた方が良いでしょう。
(ご注意)
ショッピング取引については違法利率ではないので、もしショッピングだけで利用していた場合は、例え長い取引でも過払金は発生しません。覚えておきましょう。
オリコが発行しているカード
オリコが発行しているカードには以下のような種類があります。
(主なものをあげました。他にもあるかもしれません)
以下はローン専用カードです。
オリコの過払金の交渉
オリコの取引で過払金が発生していた場合、任意で交渉することはオススメできません。
理由は、任意交渉では減額を要求され、更に返金時期も遅くなるからです。
最近では、「任意交渉だと返金できないから、裁判をしてくれ」とオリコ側から頼まれたこともあります。
このような状況なので、オリコの過払金請求は基本的に裁判になると考えた方が良いでしょう。
オリコに対する過払金請求訴訟
オリコに対して管轄の裁判所に過払金請求訴訟を起こした場合、次のような経過をたどることが多いです。
(1)第一回口頭弁論期日の決定
裁判所から候補日を伝えられて、回答して日付が決定します。
(2)第一回口頭弁論期日に出頭
第一回期日に裁判所に出頭します。一回目は被告の欠席が許されているので、ほとんどの場合オリコは欠席します。法廷では次回の期日を決めて終了です。
(3)第二回期日の前にオリコから連絡が入る
第二回期日の前にオリコから和解の電話が入るのが一般的です。法的に整った勝てる訴状が提出されていれば、この電話でオリコが満額の返金を伝えてくるケースが多いです。
(4)利息・損害金の交渉
あとは利息・損害金をどこまで請求するかの交渉になります。訴状がきちんと書かれていれば元金満額は問題ないでしょう。それに追加して利息や損害金を請求すると、たいてい支払時期が遅くなります。
利息・損害金も満額請求すると半年以上先の支払いになることもあります。どの程度カットするかは、いつまで待てるかで決めることになります。
オリコの過払金請求の結論
オリコの過払金請求は、裁判をするかしないかで結果が大きく変わります。従って、必ず裁判で請求した方が良い業者と言えるでしょう。専門家に依頼する場合は、裁判を避ける専門家はオリコとの相性が悪いと思います。
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