6月 02 2022
グリーンアイランドの「支払督促」 時効(103)
グリーンアイランドから届く支払督促
グリーンアイランドは静岡に本社があり、なぜかクレディアと全く同じ住所になっている業者です。しかも、「督促手続オンラインシステム」というネットでできる支払督促で請求してくることがある点も、クレディアと同じです。(請求のやり方まで似ているなんて、とても別会社とは思えませんね。)
督促手続オンラインシステムとは
クレディアのところでも解説しましたが、督促手続オンラインシステムとはネットで支払督促を申し立てることができるシステムです。これを利用してくる業者は今のところ少数派なので目立ちます。
見分ける特徴としては、取り扱っている裁判所が「東京簡易裁判所民事第7室」なので、照会先が必ずこの裁判所になります。住所も霞が関の本庁舎ではなく、墨田区の墨田庁舎になります。


届いた時の解決法
支払督促が届いたら、5年以上支払っていないのならば勝てる可能性が高いです。放置せずに専門家に相談しましょう。
仮執行宣言が出されてしまった場合
支払督促を放置すると仮執行宣言が出されて、債権者はいつでも差押が可能な状態になります。
しかし支払督促の場合は仮執行宣言が出された後でも間に合います。支払督促には既判力が無いので、まだ反論する余地が残っているのです(既判力については専門的で難解なので説明は省きます)。ですから、あきらめずに専門家に相談してください。
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