6月 27 2022
ドコモの未払い料金の時効 時効(104)
ドコモの未払い料金の債権譲渡
NTTドコモに対して5年以上未払いの料金がある時、時効援用通知をドコモ宛に送っても「該当がありません」と書かれた紙が送られてきます。未払い料金は確実にあるのに、このような書面が送られてくるのは理由があります。それはNTTドコモが携帯電話の料金を別会社に債権譲渡しているからです。
NTTファイナンスへの債権譲渡

ドコモの携帯電話の料金を引き受けているのが、グループ会社のNTTファイナンスです。「該当がありません」と書かれた書面に、「ドコモではなくNTTファイナンスに通知を送ってくれ」という内容が記載されています。住所は「東京都港区港南1-2-70」です。
従って、ドコモに未払い料金がある場合は、最初からNTTファイナンスに通知を送った方が良いでしょう。
※本音を言えば、「同じグループ会社なのだから通知を転送してくれても良いのでは」と思いますが。
NTTファイナンスへ通知を送ったら
NTTファイナンスは通常の金融会社と対応が異なり、未払いになった該当の携帯の電話番号を聞いてきます。番号を答えれば時効の処理をしてくれます。信用情報機関の事故情報の取り消しも、その場で約束してくれますので、通常の金融会社よりも手続はスムーズな印象ですね。
消滅時効について、より詳しい情報が知りたい場合は消滅時効のページをクリック









