司法書士ジャーナル
橋本司法書士事務所ブログ

7月 12 2024

ギルドの裁判における付郵便送達

10:45 AM 時効

付郵便送達とは

裁判の訴状の郵送は特別送達と言って手渡しです。

付郵便送達とは、相手が不在や居留守で訴状を受け取らない場合、裁判が始められないので、一定の条件をつけて、発送した時に相手が受け取ったものとみなして裁判を始めることを言います。

条件については長くなるので省略しますが、条件を満たす手続が面倒なので利用は多くありません。

ギルドの裁判における付郵便送達

株式会社ギルドは非常によく裁判をしてくる業者ですが、更に付郵便送達もしてくる業者でもあります。先に説明したとおり付郵便送達の手続は面倒なので利用率は高くないにもかかわらず、ギルドは利用してきます。つくづく回収に熱心な業者だと思います。

付郵便送達がされた場合、訴状を受け取っていなくても裁判が行われます。知らないうちに裁判が終わって判決が出ていたという可能性がある訳です。

付郵便送達でも気づくことはできる

では付郵便送達の時は100%裁判をされたことに気づかないのかというと、そんなことはありません。付郵便送達は書留で郵送されますので、不在であっても郵便局の不在通知(連絡票)が必ずポストに入ります。

不在票には差出人が記載されていますので、差出人が裁判所だったら明らかに普通の郵便ではないことが分かります。裁判所から何かが届いたら受け取りに行くべきでしょう。

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