司法書士ジャーナル
橋本司法書士事務所ブログ

4月 08 2019

ギルドに判決を取られてしまった場合(ギルドからの訴訟) 時効(42)

5:30 PM 時効

ギルドからの訴訟

以前にもご紹介しましたが、ギルドは請求を放置すると大坂簡易裁判所に訴訟をしてきます。この段階で相談して頂ければ解決は難しくありません。とにかくスピードが大切です。
ギルドから訴状が届いたら出来るだけ早く事務所に連絡して下さい。早ければ早いほど解決できる可能性が高くなります。

うっかり訴訟を放置して判決が出てしまったら

ギルドからの訴訟を放置してしまい、ギルドの勝訴判決が出てしまったら(裁判は何もしないで放置したら必ず負けます)、あきらめるしかないのでしょうか。
実は判決書が届いてから2週間以内ならば、まだ可能性はあります。控訴と言って、もう一度裁判をやり直すことが出来るからです。

控訴審(2回目の裁判)でのギルドの対応

1審(大阪簡裁での裁判)で放置して何も反論していないのであれば、2審(大阪地裁の裁判)の裁判官は反論を良く読んでくれます(初めての反論になるので)。
ましてや時効が成立しているのならば、かなりの確率で勝つことが可能です。
実際に控訴審の依頼があり時効で反論してみたところ、ギルドは何の抵抗もせずにあっさりと勝つことが出来ました。
時効が成立している以上、争っても勝ち目が無いということが分かっているのでしょう。

ただし繰り返しになりますが、判決書が届いてから2週間以内でなければ控訴は出来ません。2週間が過ぎたら勝てる裁判も負けで確定してしまいます。とても重要なことなので良く覚えておきましょう。

控訴審の場合、最低一度は大阪地裁に行く必要がある

万が一、ギルドに勝訴判決を取られてしまった場合でも、早い段階なら引っくり返せる可能性がある、という話をしてきましたが、一つ注意点があります。
それは、「控訴審(2回目の裁判)の場合は一度は大阪地裁に出頭する必要がある」、ということです。

何故、大阪地裁に行く必要があるのか?

勘違いしやすいのは、「最初の裁判(大阪簡裁の1回目の裁判)の時の反論は出頭する必要が無い」ことです。裁判所では、訴えている方に出頭する義務があると考えます。最初の裁判では訴えているのはギルドであり、債務者は訴えられている方ですから、反論書さえ出せば出頭しなくても裁判は進んでいきます。(消滅時効のような強力な反論がある場合は特にそうです)
しかし、1回目の裁判で負けた後の控訴審(2回目の裁判)では立場が逆になります。1回目で負けている訳ですから控訴審に訴えるのは債務者の方になります。従って、訴えている債務者の方に出頭義務があるのです。これは重要なことなので覚えておきましょう。
時効が成立しているならば、出頭回数は1度で充分だと思います。

ギルドの時効について、より詳しい情報が知りたい方は以下をクリック

ギルドの不当請求