11月 13 2018
楽天カード(楽天銀行)の任意整理 任意整理(27)
楽天カードとは
楽天カードとは、ネットショッピングサイトで有名な楽天のグループ企業です。
昔、楽天グループには楽天KCというカード会社がありましたが、楽天KCはJトラストに売却されたので現在はありません。楽天KCから借りていた人はJトラストから請求を受けることになります。
従って、現在の楽天カードは旧楽天KCとは全くの別会社ですから注意しましょう。間違えやすいポイントです。
楽天カードは長期返済に応じてくれる
楽天カードの特徴の一つ目は、司法書士が任意整理を申し込んだ場合、他の業者に比べて長期の分割返済に応じてくれる傾向がある、と言う点です。
任意整理の通常の分割払いは3年36回払いですが、楽天カードは5年または5年以上の長期分割に応じてくれることもあります。
従って、非常に任意整理の効果が高い業者と言えます。
楽天銀行の任意整理の相手は楽天カードになることが多い
楽天カードの特徴の二つ目は、同じ楽天グループの楽天銀行の保証会社になっていることが多い、と言う点です。同じUFJグループなので三菱UFJ銀行ローンの保証会社にアコムがなっていることが多いのと同じです。
従って、楽天銀行のローンが未払いになると保証会社である楽天カードが代位弁済(銀行の代わりに支払うこと)をして、新たに楽天カードから請求が来ることが多いので覚えておきましょう。
故に、楽天銀行の任意整理をすると、結果的に楽天カードを相手にするケースが多くなります。
楽天カードは職場や他の業者の状況を聞かない
楽天カードの特徴の三つ目は、他の業者と比べてあまり情報を聞かれない、ということです。
通常、任意整理を申し込むと業者から「今、勤めている職場の情報」や「他の業者からどの位、借りているか」などを詳しく聞かれます。まあ、一度支払いが滞った相手と再び分割払いの契約を結ぶ訳ですから、ある程度は仕方が無いと言えます。
ところが楽天カードの場合、上記のような情報を全く聞かれないこともあります(必ずという訳ではありません)。これも任意整理がやり易い特徴になりますね。
現在の楽天カードは過払金の請求は期待できない
旧楽天KCは超過利息を取っていたので過払金の請求はありました。ところが楽天KCはJトラストに売却されましたので、現在の楽天グループのカード会社は楽天カードになります。
楽天カードは新しい会社なので超過利息を取っていません。従って過払金も発生しません。楽天カードに対する過払金の請求を期待している人は、あきらめた方が良いでしょう。
楽天カードの任意整理による解決
任意整理とは、司法書士や弁護士が代理人として分割払いの和解交渉をして和解契約を結ぶことを言います。裁判所を介さずにできる債務整理なので、家族に知られずに処理することが可能です。
楽天カードは前述のように比較的、任意整理に協力的な業者なので、任意整理で解決できる可能性が高い業者と言えます。
楽天カードの支払いに困っている人は、司法書士や弁護士に任意整理の相談に行かれることをお勧めします。
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