12月
07
2021
オリンポスから届く「ご連絡のお願い」
オリンポス債権回収から、「ご連絡のお願い」というタイトルの書面が届くことがあります。
この書面は、オリンポス債権回収から民事訴訟などの裁判をされた後に届くのが特徴です。
オリンポスから届く「ご連絡のお願い」の内容
オリンポスから届く「ご連絡のお願い」の内容は以下のとおりです。
まず、「貴殿に対して法的手続を申し立てていることは、ご承知のことと思います。」と、既に裁判中であることが明かされています。その後、「当社といたしましては、あくまでも話し合いによる解決を望んでおり」と続き、裁判をしておきながら話し合いがしたいと矛盾したことが書かれています。
そして、このまま裁判を続けるよりもオリンポスに電話して話し合いで決着させようと提案しています。
オリンポスから届く「ご連絡のお願い」の注意点
この書面は実に巧妙で、裁判で脅しておいて、その後、和解契約を結ばせることによって時効での解決を不可能にしようという意図が見えます。
裁判をされた日付が時効期間経過後であれば、法的に正しい反論をすれば問題なく裁判に勝つことができます。この場合、専門家に相談されたらオリンポスにとって都合が悪いわけです。
ですから当てはまる場合は絶対にオリンポスと和解契約を結んではいけません。
オリンポスに連絡する前に専門家に相談しましょう。
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オリンポス債権回収の不当請求
12月
02
2021
クレディアから届く訴状
クレディアは静岡県静岡市に本社のある消費者金融です。
訴えてくる場合は本社のある静岡簡易裁判所から訴状が届くことになります。(これに対して、支払督促を利用してくる場合は、東京簡易裁判所から届くことが多いです)
フロックスからクレディアへ
クレディアは事実上の倒産をしてから、フロックスという会社に変更になりました。その後、新たにクレディアという社名を復活させて(法的には吸収合併)、現在は再びクレディアと言う社名で業務を行っています。
非常にややこしいですね。訴えられた場合、訴状にはこの辺りの経緯が詳しく書かれています。
クレディアの現状
クレディアは平成27年に貸金業登録を廃止したので、現在は新たな貸付は行っていません。>現在は回収業務だけを行っています。従って、事故情報(ブラックリスト)の登録の権限もありません。ステーションファイナンス(スタフィ)からの貸付債権です。
時効になる前に訴えてくるとは限らない
以前、クレディアは時効が完成する前に訴えてくることが多いと書きましたが、全てがそうとは限りません。
時効期間が経過した後で訴えてくることもあります。この場合は法的に適切な反論をすれば裁判に勝つことができますので、あきらめてはいけません。早めに専門家に相談しましょう。
※時効期間経過後とは、過去に裁判が無い場合は5年以上、過去に裁判されている場合は10年以上、経過後のことです。
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消滅時効
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クレディアからの支払督促