12月 02 2024
アウロラ債権回収の「訪問のお知らせ」「ご連絡をお願いします」時効(129)
アウロラ債権回収とは
アウロラ債権回収は東京都港区に本社がある債権回収会社です。CFJ(ディック・アイク・ユニマット)やイオンなどの未払い債権の債権回収を行っているケースが多いようです。
他にも引田法律事務所に回収を委託する場合もあります(債権回収を専門にしている業者が、法律事務所に回収を委託するというのも不思議な感じがしますね)
アウロラ債権回収が請求する前の元の業者
アウロラ債権回収はCFJやイオン以外にも、「SKインベストメント」「東京スター銀行」「三和ファイナンス」などの未払い債権の請求を取り扱っていることもあります。(ここで取り上げたのは代表的なもので、他にもあると思います)
アウロラ債権回収の時効の確認
最後の返済から5年以上経過していれば時効で解決できる可能性があります。民事の時効は放置していても成立しませんので、時効に詳しい専門家に時効援用通知を出してもらいましょう。
ただし東京スター銀行などの 銀行の場合は保証会社による代位弁済が行われています。この場合の時効の起算日は代位弁済日になります。 従って、保証会社が代位弁済をした日から5年以上経過していれば時効で解決できる可能性が高いです。
※代位弁済とは、銀行で借りた時は保証会社が付いていて、未払いになると保証会社が代わりに支払い、その後は保証会社が債権者になるというものです。
アウロラ債権回収の「訪問のお知らせ」
アウロラ債権回収から「訪問のお知らせ」というタイトルの通知が届くことがあります(訪問予告通知書というタイトルの時もあります)。内容は「このまま放置し続けると自宅を訪問します。それまでに連絡を頂ければ電話で対応できます」という電話をうながすものです。
訪問は誰でも嫌なものなので、つい電話をしてしまいそうですね。しかし電話をしてしまうと相手はプロの債権回収業者なので、後に時効での解決が難しくなるようなことを言わされてしまう可能性があります。時効の可能性がある場合は、電話は決してしないで、時効に詳しい専門家に相談しましょう。

アウロラ債権回収の「ご連絡をお願いします」
アウロラ債権回収から「ご連絡をお願いします」というタイトルの通知が届くことがあります。内容は「このまま連絡が無い状態で放置されると、自宅を訪問したり、訴訟等の法的手続きを検討します」というものです。
「訪問のお知らせ」と同様に、まずは連絡をさせようとうながす内容です。電話さえさせれば、あとはアウロラの有利なように進めることができると考えてのことでしょう。この通知の場合も、時効の可能性がある時は、電話は決してしないで、時効に詳しい専門家に相談しましょう。


アウロラ債権回収の請求が時効にならなかった場合
アウロラ債権回収の請求が時効にならなかった場合は、次に任意整理・個人再生・自己破産などを検討することになります。事務所によっては時効でなかった場合、他の事務所を探すように言われる場合もあります。
当事務所では、時効でなかった場合に他の手続に移行することも可能です。
消滅時効について、より詳しい情報が知りたい場合は消滅時効のページをクリック
アウロラ債権回収について、他の情報が知りたい場合はアウロラ債権回収の不当請求ページをクリック









